イベント情報｜さいたま市で通所介護なら｢デイサービス奏｣

新年あけましておめでとうございます。
私たち奏介護支援サービスは、地域に根付き、地域に必要とされ、地域に貢献できるよう頑張らせていただきますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ある利用者Aさんのご自宅に伺った時のお話です。

1ヶ月前のこと…Aさんは週2回通所介護を(残念ながら奏ではないのですが…)利用され、その通所介護より「クリスマス会に誘われた」とのこと。
普段利用している曜日ではないので躊躇っている様子でした。「知っている人はいるのかな？」「わざわざ私のために迎えに来てもらうのも悪いし」etc…。迷惑なのでは？と悩まれてるのがとても伝わりました。

その1週間後…クリスマス会に参加する決心がついたようで「こっちの服とこっちの服、どっちが良いかなぁ？」と、クリスマス会に着ていく服を悩まれておりました。
その服は、1つはAさんを象徴するような、まさにAさんらしい色合いのシャツとジャケットでした。もう1つはクリスマスを思いっきり意識したであろう、赤いニットに赤いコートに赤いバッグでした。んー、どちらも捨てがたい…。

先日…こちらも「どうだったかな？」「どの服で行ったのかな？」と期待して伺ったところ、もちろんクリスマス会のお話を嬉しそうに楽しそうにしてくださいました。
「いつもの曜日で一緒になる方も来ていて、送迎も席も一緒で楽しかった」「料理もおいしかったけど、チキンが出なかった」と。どうやら、骨付きチキンを想像されていたようです。そして、写真も見せてくださいました。
なるほど、赤いニットを着て行かれたのですね！


とても胸を打たれました。
年に1回のイベント。参加するのにも着ていく服にも悩まれ、こんなに楽しみにされ、その通所介護を「羨ましい」と感じたと同時に、我々も利用者様の思いをしっかりと受け止め、取り組もうと感じております。